2019-12-15 汎関数微分と鎖則 理論 概要 汎関数微分の定義 ある関数を与えると、実数を与えるような関数を考える。代表的なものに以下のような関数が考えられる。 上記の式では任意に成り立つ。ここで、と変化したとすると関数がどのように変化するのかを考える。これが汎関数微分である。まずは、以下のようにを考える。 (3)を導いてみる。まず、を考える。そうするとの偏微分は以下のようになる。 fが連続な値になると以下のようになる。 鎖則の導出 が(1)で表される場合を考える。とするとが成り立つ。これを(3)に代入すると また、デルタ関数の性質により以下の式が成り立つ。 (5), (6)より以下の式が導かれる。