機械学習の回帰分析の評価関数
概要
回帰分析の評価関数がいくつかあるので、それらをまとめる。 はそれぞれ、正解値、予測値を表す。今回は、全データが個あるとしている。
R2 (決定係数)
機械学習でよく用いられる。次元がなく、比べられる値。
RMSE (Root Mean Squared Error)
直感的にわかりやすいが、他のRMSEと比べられるかどうかはしっかり注意しなければならない。
MAE (Mean Absolute Error)
RMSEと同様に直感的でわかりやすいが、比べられるかどうかは注意しなければならない。
ピアソンの相関係数 (R)
ピアソンの相関係数は次元がなく、比べられる値となっている。
スピアマンの順位相関係数 ()
式の形はピアソンの相関係数と全く同じ形をしている。しかし、ここでの変数は値そのものではなく、順位であることに注意してほしい。
参考文献
精度評価指標と回帰モデルの評価 ピアソンの相関係数、Spearman(スピアマン)の順位相関係数 役に立つ薬の情報 専門薬学